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本の感想 『<正義>の生物学』

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先日購入した本の感想です。

日経新聞の広告で見かけて、面白そうだと思って読んでみました。

見かけてから購入するまでにかなり時間がかかっているんですけれど、

本屋が近くて遠かったということで。

電子書籍も便利だけれど、紙媒体の本も好きなので、本屋に行って買ってきました。

 

『 <正義>の生物学 トキやパンダを絶滅から守るべきか /山田敏弘・著 』

というタイトルの本です。

著者は広島大学の教授をされている方とありました。

 

「絶滅の危機に瀕している生物を守る」ということは、たいていの人が正しいことだと認識しているのではないかと思います。私自身もその一人です。

では、具体的な理由は?

理由を明確にせよと言われたら、なんと答えるのか?

 

守るか、守らないか、どちらの選択をしたとしても、どこかに人の持つエゴや傲慢さが見え隠れします。

可愛いから守るのか?

美しいから守るのか?

ヒトの役に立つから守るのか?

絶滅しかけているのはヒトのせいだから守るのか?

可愛くなければ守らないのか?

美しくなければ守らないのか?

ヒトの害になるから殺すのか?

豊かに生きたいから、相手の陣地を侵してもいいのか?

疑問に思っていたことを、今一度考えさせてくれます。

この本で、明確な一つの答えを示しているのではなく、考えるためのエッセンスを与えてくれているような内容でした。

 

個人的に興味深かったのは最後の項目に書かれている

” 天然痘ウイルスを守る理由 ” です。

地球人類と天然痘ウイルスとの戦いの歴史は、医療に携わる者なら誰しも一度は学んだことのある内容です。

根絶宣言を出したウイルスは、この天然痘ウイルスと牛疫ウイルスのみです。

ウイルスが生命体か半生命体かの議論までするとややこしくなるので、ちょっとここでは横に置いておいて、「ヒトの役に立つから生かし守る」か「ヒトの害になるから殺し絶滅させる」かということの究極の話を考えるよい題材だと思います。

天然痘ウイルスは根絶宣言は出ていますが、地球上のどこぞのとある施設にて厳重管理された状態で保存されていると聞いたことがあります。この本にも書かれていました。理由は、もしも、この先天然痘が発生してしまった場合に すぐにワクチンを作るため、という認識でしたが、この本を読むとそれ以外にも理由があったのかと勉強になりました。

 

人の活動のせいで絶滅しかかっているのであれば、たとえそれが偽善だろうと守れるものは守るべきなんじゃないのかと思っていますが、どうなんでしょうか。

でも、保全活動のためにヒトの命が脅かされるのも、何か違うんじゃないかとも思います。

一人一人が深く考えた方が良いテーマではありますが、どこかで、ずばぬけて賢い人が現れて妙案を出してくれないかなあと、他力本願なことも考えてしまいます。

  


 

 

 

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